鳥と暮らす

アキクサインコやオカメインコを飼っています。
良くも悪くも飼い方の参考になり、より多くの鳥たちが元気に暮らせれば幸い。

鳥の神さま?

初詣の折、お稲荷さんはキツネだけど、どこかで鳥の神様は祀られていないかな?と、ふと思いました。
調べていくうちに一つ、鷲子山上神社にたどり着きました。茨城県と栃木県の県境にある神社で「フクロウの神社」と銘打っています。
まさしく2つの県をまたいだ位置にあるため両県双方で文化財登録されているのですが、
栃木県では「とりのこさんょうじんじゃ」、
茨城県では「とりのこさんょうじんじゃ」と読みに違いがあるそうです。


今日初めて行ってみました。近くの国道293号線は何度も通ったことがあり存在は知っていましたが参拝したことはありませんでした。


人里離れた山深くにあって細い登り道をクネクネ行かねばならないのに多くの人が訪れていました。

宝くじが当たるご利益があるとのこと。極めて具体的でわかり易いです。(笑)

不苦労御柱という柱の上に大きなフクロウの屋根が被されていました。
フクロウの屋根は近年作られたもののようです。

本宮にはたくさんのフクロウ像が。

よくわかりませんが、本宮と本殿が別にあります。本殿への石段や本殿自体が県境になっています。

戦国時代末期の建築物だそうです。
(現存するものは18世紀に再建とのこと。)

本殿の彫刻や木組はとんでもなく凝ったものです。
これより後に建てられた日光東照宮の彫刻を彷彿とさせる技でしょう。

百体以上というフクロウの石像が境内あちこちにあるのですが、稲荷神社までフクロウで囲まれています。やりすぎでしょ(笑)


お店もあって、「フクロウ山菜そば」をいただきました。鳴戸巻きを目に、ゆずをクチバシにしたフクロウの顔が描かれていました。

たい焼きならぬ「フクロウ焼き」も売られていて、徹底しています。

主祭神の天日鷲命(あめのひわしのみこと)は鳥の神様と解釈していいものなのか、さらになぜ特にフクロウになったのか、、、、「フクロウの神様」と呼ぶ由来には少々謎がありますが、信じる者は救われるのです。


なお、宮司の家では決して鶏肉は食べないそうです。そして氏子たちはキジを決して食べないとのこと。


神道系ではなく、仏教(阿弥陀経)では「浄土の六鳥」というのがあり、その中にオウムが含まれているようです。近江(滋賀県)にある六つのお寺限定で「浄土の六鳥」の土鈴が売られているそうで、それを集めに行く旅行もいいかもしれないと思いました。

×

非ログインユーザーとして返信する