鳥と暮らす

アキクサインコやオカメインコを飼っています。
良くも悪くも飼い方の参考になり、より多くの鳥たちが元気に暮らせれば幸い。

鳥の味覚

 与えるものや与え方によってよく食べたり食べなかったりする仔、見た目はほとんど同じでもペレットの種類で食いつきが違う仔。。。そんな事実から、インコ達も味覚で感じて選んでいるらしいことは多くの飼い主さんには分かることだと思います。


 しかしながら、とあるホームページでは「鳥には味覚がない。見た目だけで食べるものを選んでいる。」と断言していたりいます。つくづく、ネット情報は鵜呑みにしていけないと気づかせてくれます。


 日本ペット栄養学会という学会があるのを知りました。そこで発行している「ぺット栄養学会誌」で、鳥にも味覚受容体という感覚器があること、鳥の種類によって感じる味覚が違っているらしいということが発表されていました。

 鳥飼いにとっては残念ですが、この学会誌ではやはり犬猫を対象にしている発表ばかりで、鳥に関する研究は少ないようです。そんな中で、見つかった鳥関係の文献は以下の2つ。(他にも参考になるものがあるかもしれません)


◎「動物の味覚受容体」〜ぺット栄養学会誌 Vol.17(2014), No.2, p.96-101 〜

 前記の味覚受容体についての発表です。(STAP細胞のようなことはないでしょう)


◎「飼い鳥の栄養学」 〜ぺット栄養学会誌 Vol9(2006), No.1, p38-40 〜


 さて、インコが感じている味覚については書かれてません。

「インコは甘味はわかるが、辛味は感じない」とよく言われています。誰かが実証したことなのでしょうか?



他にも鳥や飼い鳥に関連する学会、学会誌があります。野鳥やニワトリ、ウズラについてはあっても、飼い鳥に関係する発表は少ないようですけど。。。


動物臨床医学会 学会誌は「動物臨床医学」

  「鳥の保定方法」 〜動物臨床医学 Vol.17(2008), No.2, P57-60

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