鳥と暮らす

アキクサインコやオカメインコを飼っています。
良くも悪くも飼い方の参考になり、より多くの鳥たちが元気に暮らせれば幸い。

大丈夫でしょ

引き続き、オカメのヒナたちの里親を募集中ですが。。。。


昨日、朝の放鳥で。
オカメ雛のイプシロンちゃんの鼻に黒いものが。。。なんだろう。


よーく、見せてごらん。


どうやら、傷ついて血が出た跡のようです。
他の仔に噛まれたのか?あるいは自分の足で掻いた時に傷つけてしまったのか?
放してくれ〜と抵抗する元気は十分にあるし、痛そうでもありません。

ただし、血のかたまりが鼻の穴を塞いでいます。自然に取れればいいのですが、なかなか取れなければ病院で診てもらおうと思いました。


幸い、夕方には血の塊は取れて無くなっていました。大丈夫でしょ。
ホッとしました。


今夜も確かめました。綺麗になっています。もちろん元気いっぱいです。

発情抑制サプリ、etc.

アキクサのPinoちゃん、踏んじゃった事故から1ヶ月経過して、尾羽の再生が完了しました!


オカメの雛たちは一人餌になりつつあるようで、おねだり鳴きが少なくなってます。
が、末っ子のイプシロンちゃんやデルタちゃんは親からまだゴハンをもらっています。私も1日1回は雛たちにさし餌して応援を続けています。(→里親募集中

今週はベータちゃんが親からゴハンをもらっている姿を見ていないような気が。。。もう少し様子を見ますがベータちゃんは完全に一人餌になったのかもしれません。


オカメの雛たちにさし餌していると、パウダーフード大好きなアキクサのPanちゃんが「私も欲しいっ!」と飛んで来ちゃうので、少し分けてあげてます。


とりきち横丁さんに注文した発情抑制サプリが届きました。

今朝もPopoママとPeaパパが交尾していました。サプリは雛たちが一人餌になったら与えてみようと思います。

愛玩動物飼養管理士スクーリング

引き続き、オカメのヒナたちの里親募集中です。


さて、今日は愛玩動物飼養管理士のスクーリング(講習会)に行ってきました。
車を走らせること1時間少々、つくば市の会場へ。
そこでは色んなイベントが同時開催されているようで、少し男子も混じりつつ、若い女性がたくさん集まっていたりしました。


果たしてスクーリングは何人くらいの人が受講するのかな?数十人かな?
と思っていましたが。。。

なんとまあ、予想をはるかに超えるたくさんの人々が!!


別のイベントに来たんだろうと思ったのは間違いで、集まっていた若い人たちは皆、私と同じスクーリングのために来ていたのでした。掲示されていた座席表でわかりましたが、全部で約300人です。そして大半が学生さん(動物看護やトリマーの専門学校生と農業高校生)でした。それ以外の、私を含む一般の人々と思われるのは50人足らずでした。


10時から夕方までの長い講習です。昼食後の午後にはウトウトしている人があちらこちらに。。。

鳥の本(2)、etc.

私はバードウォッチャーではありませんが、書店でたびたび「BIRDER(バーダー)」というバードウォッチング雑誌はざっと目を通したりします。内容は主に日本の野鳥が対象なのですが、しばしば海外の野鳥も扱っていますし。
8月号は特集が「インコ・オウム大事典」ということで、興味津々で購入しました。
特集の副題は鳥飼いたちへ呼びかけているようで「野生から学ぶ インコとオウムの本当の気持ち」です。


内容は、
・世界各地で観察できる野生のインコやオウムの紹介
・絶滅寸前のアカハラワカバインコ:エメラルド色したアキクサインコの親戚。インコでは極めて珍しい渡り鳥で、オーストラリア本土とタスマニア島を往来するそうです。
・飛鳥、奈良、江戸時代に日本に持ち込まれたインコたちについて。。。等々


ほかにも興味深い記事が載っています。

細川博昭という人が複数の記事を書いています。この人は鳥に関する本をいくつも出していて私も2、3冊持っています。


途中まで読んだきり、いつの間にか『積ん読』状態になっている「ソロモンの指環」もぼちぼち読み進めたいと思っているのですが。。。。訳の文章って頭にすんなり入りにくいんですよね。


オカメのPopoママは新シリーズの卵(殆どギラン)を抱いています。子供達がいれば卵は産まなくなるのではないかとも思って、婿殿のPeaちゃんを迎えて子育てさせたのに。。。私の動物行動学的予想は大外れ。
そこで、ついに発情抑制サプリを注文しました。


今回は巣箱も無いしそんな隅っこで。どうしてかな。。。。


生き物が生きながらえようとし、命を繋いで行こうとするのは当たり前の基本なんですね。生き物にとって命の存続は最大の目的であり、生き方の良し悪しなんて二の次なんです。「こんな人生は嫌だ。死にたい!」なんて思うのはとにかくおかしいでしょう。生き物として失格なんだと思います。


今夜はPanちゃんが水浴び。。。


オカメ雛のデルタちゃんも。(→里親募集

鳥の本、etc.

明日まで夏休みです。書店で見かけた「変な鳥ヤバい鳥 どでか図鑑」というものを読みました。

いろんな視点で妙な鳥を50種紹介しています。
見た目が妙な鳥については書店などで見ていただくしかありません。その他で私が気に留めたこと。。。
一つはエミュー。オーストラリアで暮らすダチョウのような鳥です。昨年現地で野生のエミューをよく見かけました。1羽の親鳥が数羽の子供達を引き連れている姿をよく見たのですが、親鳥は常に1羽でした。あれはメスのお母さんかな、と思ったものです。
ところがこの本で真相がわかりました。あれはみんなお父さんでした。メスが卵を産んだら去ってしまい、その後の抱卵や育児は全てオスが行うそうです。そこが「妙」であり珍しいですね。おそらく、どのエミューもお母さんの顔は知らないのでしょう。オカメインコとアキクサインコでは抱卵や育児が違うように、鳥によって色々違うものですねえ。。
そして、ドバト。普通に日本各地で見かけるし何か変わった鳥とは思っていませんでしたが、この本では不潔極まりない鳥であり「ヤバい」と言っています。その不潔さの根拠がよく書かれておらず私にはピンと来ませんでした。不潔な場所に暮らしているという印象はあまりありませんし。ただしバードウォッチャーの間では定説になっているかのように書かれていました。実際のところ、そんなに不潔なのでしょうか??
それから、あちこちで恐竜との関連に触れています。かつては恐竜の生態を推測するには現代のワニを参考にすることが多かったそうですが、最近はもっぱら鳥を参考にするらしいです。鳥は恐竜の子孫であると広く一般に良く言われるようになっていますが、果たしてどれほど近い種なのか?
そういえば先日、映画の「ジュラシックパーク」(1作目)がテレビで放映されているのを久しぶりに見て気づきました。最初の公開で映画館で観た時に大きな見落としをしていたことを、です。
初めて観た時は「何だか変な終わり方だなあ」と思ったものです。ジュラシックパークの島から逃げ出すことができた主人公のグラント博士が、海上を飛んでいく鳥たちをヘリコプターからしみじみ眺めるシーンで終わりです。「ただ逃げ回ってお終いなんて、スピルバーグにしては物語に深みがないなあ」と感じました。飛んでいく鳥たちにはあまり意味がないように解釈していたわけです。
しかし、先日テレビで見直してみると冒頭部分で恐竜の骨格は現代の鳥に似ており、恐竜は滅んでおらず子孫の鳥が現代にいるとグラント博士が説明していました。今では鳥を飼っているし、最後のシーンの鳥は恐竜の子孫ということにすぐに結びつくのですが、初めて観たときはとにかくリアルな恐竜たちから逃げ回るシーンが強烈すぎて、物語の最後の頃には冒頭の説明なんて全く覚えていませんでした。
ラストシーンでグラント博士は恐竜の子孫の鳥たちを観て何を思ったかを観客が想像すれば、あの映画はただの特撮映画、恐怖映画で終わらず深みがあるものになるわけですね。
。。。って、私はやっと気付いたのですが、多くの人は最初からわかってました?


さて。
アキクサPeleちゃん、とっても怖がりで依然としてなかなかケージから出ませんが、今朝の放鳥では出て来ました。前から感じていたのですが、この仔はもともと荒鳥だったのではなく手乗り崩れではないかと思っています。私の手や体に乗ってくることはないのですが、距離の取り方が荒鳥らしくない気がします。昔飼っていた荒の文鳥やセキセイではありえない近さで割と平気でいるのです。30cmくらいまで近づいても逃げません。
手乗り化を諦めずに距離を縮めていこうと思います。


夕方の放鳥でオカメたちに一つ新たな発見がありました。
放鳥しながら、たまった電気やガスの領収書、動物病院のレシートなんかを整理し続けていたら日が暮れて暗くなりました。すると、遊びまわっていたオカメ家族5羽は自分たちのケージの入り口付近に集まり始めました。そして雛たちは「ゴハンくれ〜」の大合唱。両親がゴハンを配り終えると全員がケージの中に入って睡眠の位置に。

↑ケージの入り口は開けたままです。


「発見」というのは大げさかもしれませんが、「暗くなったら自分のケージで寝る」という習性を初めて確認できたのです。いつも私の都合でみんなを集めてケージに帰していましたから、こんな当たり前とも言える習性を初めて確認したのは新鮮でした。


最後は元気いっぱいのオカメ雛、デルタちゃんの重量挙げ! (→里親募集

「生まれながらにして体力のある子供などいない。体力は(生まれた後に)つけるものだ。赤ん坊はどの子も弱い。」と誰か言ってましたが、まさしくそんな感じです。