鳥の時代小説
近所の書店で文庫本の題目が目に止まりました。
それは「玄鳥さりて」。玄鳥とはツバメのことで読み方は「げんちょう」でも「つばめ」でもどちらも正しいそうです。
以前、藤沢周平の時代小説「玄鳥」を読んで紹介したことがあります。ちょっとだけ違う題目に興味がわいたのですが、作者も違っています。でも、こちらも時代小説で刀を携えた侍が表紙に描かれています。
辺りをみたら時代小説の文庫本がたくさん並べられたコーナーでした。他にも鳥の名前が入った題目のものがないか探したら、幾つもあってびっくり!です。
鳶(とんび)、梟(ふくろう)、雲雀(ひばり)…
藤沢周平に限らず他の作家でも鳥をたびたび取り上げているみたいです。
時代に関わらず普遍的な鳥の生態は時代小説を書く際には都合が良いのかもしれませんね。今回見つけた文庫本は購入しておらず、確かめたわけではありませんが。
- 玄鳥さりて(新潮文庫)
- 新潮社
- Digital Ebook Purchas
- 酔いどれ鳶 江戸人情短編傑作選 (朝日文庫)
- 朝日新聞出版
- 本